チョウバエの大量発生の原因は?どこから発生?おすすめ駆除方法を紹介!

誰しもチョウバエが家の中で大量に発生して、イライラしたり困ったことはあると思います。

チョウバエの大量発生となれば、不衛生で気持ち悪いと言った心境に陥り、物事に集中できません。

どのように発生し、どうやって駆除したら、いいのだろう!?と困った経験もあると思います。

この記事では、チョウバエの大量発生の原因や効果的な駆除方法についてまとめましたので参考にしてみてください!

 

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チョウバエとは

チョウバエは、微小なハエで、小さなチョウに似ていることから、この名前がついています。

卵から幼虫・蛹までは、ジメジメとした暗い場所、特に汚水や汚泥が溜まっている場所で成長するので、人家の浴室や台所といった排水周りで発生します。

これまでは、トイレに多く発生していたことから、俗称で「便所バエ」などとも呼ばれることもあります。

 

チョウバエには、70種類以上の種がいますが、人家生息種は「オオチョウバエ」と「ホシチョウバエ」の2種類です。

この2種類は全国に分布するので、見たことがある人がほとんどだと思います。

 

発生場所

チョウバエが発生する場所は不衛生な環境で発生します。

人家であれば不衛生になりやすい浴室やトイレ、キッチンなどの水回りになります。

これは、石鹸カス、人の垢、生ごみなどの有機物を多く含んだものがチョウバエの餌となるからです。

そういった場所を長いこと掃除しなければ自然とチョウバエが自然と発生することになります。

実は僕もチョウバエを浴室で大量発生させてしまったことがあり、掃除をしていなかったことが原因でした。

私の友人は、半年ぐらい掃除してなく、チョウバエが大量発生しました。

まぁ、一人暮らしなので仕方ないですよね!

 

発生時期

チョウバエの発生時期は1年中であると考えておいてください。

実際のチョウバエが活動する時期は510月ごろになります。

これは気温が2530℃になると活発に活動するからです。

もし、気温が35℃以上になると活動が鈍くなり、猛暑が続く8月はいったん発生数が少なくなります。

ただ、活動が鈍くなるだけで死滅しているわけではないので、気温が落ち着く9月ごろになると活発に行動します。

 

チョウバエは気温によって、活発に行動するかが決まってきます。みなさんが気にしているほとんどは家で発生するものですよね。家の中では、年中暖かい場所があるので、そのまま繁殖をし続け、場合によっては越冬する可能性があります。そのため、1年中でチョウバエが発生する可能性があります。

 

チョウバエが大量発生しやすい場所

 

浴室

浴室は石鹸カスや垢が溜まりやすい排水口や排水管の中が発生源になります。この発生源はみなさんが思いつくところだと思います。

その他でもうひとつ可能性があるところがあります。浴槽の下です。

浴槽の下は暗くてジメジメしているので、チョウバエが繁殖しやすい場所になっています。

 

トイレ

トイレでは、トイレタンクの中をチェックしましょう。

トイレタンクの中は普段には見ることがないと思いますが、そのため掃除が行き届いていないことがほとんどです。

時間がたてばチョウバエが繁殖しやすい環境になっている可能性があります。

 

キッチン

キッチンの排水口や排水管が発生源になります。

生ごみやぬめりが溜まりやすい場所になりますので、チョウバエの餌が豊富にあり、卵を産み付けてしまっている可能性があります。

また、生ごみを溜める三角コーナーもぬめりがあると発生源になる可能性があるので、常にきれいにしおきましょう。

 

大量発生の原因

チョウバエが大量発生する原因には、チョウバエの成長期間にあります。

卵から23日で幼虫となり12週間で蛹になります。

蛹から成虫には、23でなります。

成虫になると12週間程度で活動して一生を終えるのですが、その間に1匹あたり200300個の卵を産みます。

このサイクルがとても早いこともあり、1週間も不衛生な状態を放置すると大量発生することになります。

日常からできる発生防止対策は定期清掃換気なので、水回りは綺麗に換気を怠らないことが大切です。

 

人体への影響について

チョウバエによる人体の影響ですが、他の虫のように吸血や感染症を及ぼしたりすることはありません。

稀ではありますが、人の口や鼻など少し湿った場所にチョウバエが卵を産み付けて、その卵が体内で成長してしまうことがあるそうです。

この症状として、腹痛や下痢、炎症といった症状を引き起こすことがあるそうです。

チョウバエ 症例1 気管支拡張症の診断を受けた石川県加賀市在住の43歳の男性の喀痰中に4匹の虫体を見出した。検査の結果、ホシチョウバエの幼虫とサナギと同定されたが、患者の臭気をともなった呼気に誘引されて、チョウバエが鼻腔や口のしめった部分に産卵をし、孵化した幼虫が気道内に侵入し発育したものと考えられる。 (朝倉書店 都市害虫百科より)

チョウバエ 症例2 東京都在住の37歳の男性で両眼に異物感あり、洗眼したところ5匹の虫が出、さらに別の日に7,8匹の虫が出た。2年後に再び1匹の虫が出たので精密検査のため来院。検査の結果、ホシチョウバエと同定。メス成虫が眼裂あるいは結膜内に偶然産卵し、孵化生存していたものと推定された。 (朝倉書店 都市害虫百科より)

チョウバエ 症例3 慢性膀胱炎と診断され治療のために通院していた富山市在住の69歳の女性が、自宅で採尿していたカップ内に動く9mm大の虫を発見した。検査の結果オオチョウバエの成熟成虫と同定。おそらく陰部に偶然成虫が産卵し、泌尿生殖器で孵化育成したものと推測された。患者は虫体を排出した24日前から血尿と会陰部不快感、右下腹部鈍痛を訴えた。 (朝倉書店 都市害虫百科より) 実害は少ないようだが

過去にこのような症状も出ていますので、チョウバエの発生には気をつける必要がありそうです。

おすすめ駆除方法

ここではチョウバエ駆除のおすすめの方法をご紹介します。

チョウバエは放置しておくと、数百匹の大量発生に繋がる恐ろしい事態に進展するので、早めに駆除しなければいけません!

 

熱湯消毒

もっともお手軽で費用が掛からない方法として、発生源の場所に熱湯消毒をすることです。

70℃の熱湯をたっぷりと流し込むようにしてください。

中途半端にやってしまうとよりジメジメしてしまうので、2リットルぐらいの量が目安になります。

ただ、温度が高すぎると火傷や排水口を痛めてしまう事に繋がるので、温度には注意してください。

 

専用殺虫剤

チョウバエ専用の殺虫剤を発生源に使用して、卵や幼虫を駆除する方法です。

チョウバエ専用の殺虫剤は市販で売っており、値段もお手頃なので、すぐに実施することができます。

チョウバエコナーズ 泡スプレー 300mlは代表的な殺虫剤で値段も368円とお手頃でおすすめです。

私も使用した事があります。

ただ、チョウバエは飛び回るので、泡スプレーがなかなか命中せず、苦労しましたが。。。

 

ハウスクリーニング業者に依頼

少しお金がかかるかもしれませんが、確実に駆除するための方法です。

上記の2つの方法は、発生源が特定できており、また特に大きな作業も必要ない場合に実施できますが、そうではない場合もあります。

複数個所の発生源があり、駆除が困難な場合や、発生源対策として物を取り外す必要がある場合などは、ハウスクリーニング業者に依頼するのがいいでしょう。

パイプクリーナー

繁殖防止にはパイプクリーナーを使った定期清掃(1回/月)

これは私も使用していますが、効果あります。

定期的に使用すると発生防止に効果的ですね!

チョウバエの大量発生の原因は?どこから発生?おすすめ駆除方法を紹介!

シャワーや水を流し続ける

チョウバエは水周りの排水口から発生するので、水を流し続けて水膜で排水口を塞ぐとチョウバエが生活圏には侵入してきません。

最終的な手段になり、水道代も高くなるので、一時的な対策としては有効です。

チョウバエ駆除業者の意見

私もチョウバエ対策に困惑し、業者(イーライフ)に問い合わせして見ました。

チョウバエは、窓や玄関など様々なところから侵入し、汚泥物や石鹸のカス、髪毛に卵を産み付けるそうです。

チョウバエの卵は0.3mm程度なので発見は困難で気づかない内に孵化して成虫になるそうです。

清掃と換気が発生抑制には効果的だそうです!

確かにそうですよね!!!!!

まとめ

チョウバエの発生は水周りの不衛生が主な原因なのでしっかりと綺麗な状態を保つことがポイントです!

チョウバエを1匹発見したら、水回りを徹底的に清掃してみて下さい!

何事も早めの対策で大きな被害に至らず解決することも多くありますので。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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